2017.7.10 会社関係
社長の相続-事業承継、スモールM&Aとは-
相続のご相談は毎月必ず一定の割合でお伺いします。
たいていが、もはやご本人が亡くなったあとの、相続人間のトラブルです。
相続はいろいろと揉めるポイントが多いものです。寄与分、特別受益、持ち戻し、遺留分減殺や介護の問題などが密接に絡みます。
亡くなった方が社長さん、或いは企業の創業者で、だれかが会社を継ぐ、という場合には、事業承継が絡むために話はもっとややこしくなります。
ほんとうはこういうご相談は、社長の生前に承っておいた方が、よほどお役に立てるのですね。
承継する人、あととりがいない場合には単廃業するだけではなく、誰かに売る、という手段も有力です。このような事業承継、M&Aを「スモールM&A」と言います。
ただ株式の売買だけでは足りない、いろいろな法的知識が必要です。お心当たりの方は、お気軽に当事務所にお電話ください。お力になれるかと存じます。